歴代モデルの色落ち
実際に着用して育てた色落ちの実例です。生産時期によって異なる場合があります。
同じ品番でも、生産時期によって生地・染色・縫製が異なることがあります。ここに載せているのは、当時の仕様で着用した個体の実例です。現行品と全く同じ色落ちになるとは限りませんので、あくまで参考程度にお考えください。
デニムの色落ちは、体型、動き方、洗濯の回数によって一人ひとり違います。ここに載せているのは、あくまで「こう育った」という実例です。ヒゲ、ハチノス、ポケットのアタリ、穿き込んだ時間だけが残した跡を、歴代モデルごとにご覧ください。
15oz セルビッチ
参考サンプルRNB-102R レギュラーストレート / RNB-102SS スーパースリム
旧式の力織機で織った15ozセルビッチ。厚すぎず、生地自体は比較的やわらかいので、ヘビーオンスのなかでは体に馴染みやすい一本でした。インディゴはヴィンテージのように細かく落ち、のっぺりしにくいのが特徴です。
穿き始めの半年は変化が少なく見えても、洗濯を重ねるうちに太ももから膝、ポケット周りへアタリが広がっていきます。RNB-102Rは中間的なストレートなので、自然な縦落ちとゆるやかなヒゲが出やすいシルエット。RNB-102SSはさらに細いスーパースリムのため、膝裏のハチノスや太ももの擦れがくっきり育ちやすい傾向があります。
23oz セルビッチ
参考サンプルRNB-108R ストレート / RNB-1020R ヴィンテージストレート
密度の高い極厚23oz。最初は硬く、色落ちもゆっくりです。そのぶん長く付き合える生地で、穿き込むほどインディゴと白の差がはっきりしてきます。濃淡の出やすいヘビーオンスなので、ヒゲやハチノスが立体的に残ります。
RNB-108Rはオーソドックスなストレート。太ももから裾へ向かう縦の落ちと、膝裏のハチノスがよく目立ちます。RNB-1020Rは同じ23ozを、隠しリベットや一筆縫いパッチなどヴィンテージのディテールに載せたモデル。縫い目まわりのアタリがより強く出やすく、作業着として穿かれた当時のジーンズに近い表情へ育っていきます。
19oz スラブセルビッチ
参考サンプルRNB-1000RZ ストレート
極太のスラブ糸を力織機で織り上げた19oz。表面のごつごつした凹凸が、そのまま色落ちの陰影になります。スラブの山が先に落ち、谷にインディゴが残るため、のっぺりしたアイスブルーにはなりにくい生地です。
ストレートのRNB-1000RZは、太ももや膝のアタリが荒々しく、無骨に育ちます。細かいヴィンテージ落ちというより、深く濃淡のついたワイルドなエイジング。穿く人の動きがスラブに写り込みやすい一本でした。
18oz 左綾セルビッチ
参考サンプルRNB-1080SS スーパースリム
18ozの左綾セルビッチを、スーパースリムに仕立てたRNB-1080SS。張りのあるかっちりした生地で、形のきれいなヒゲがつきやすいのが左綾の持ち味です。右綾とは綾目の方向が違うため、タテに走るアタリの出方が異なります。
細身のシルエットは生地が体に沿う分、膝裏のハチノスや太ももの擦れが早期からはっきりします。18ozの厚みがあるので、15ozほど早くは落ちず、コントラストを残したまま育っていく印象でした。
23oz Gジャン サード
参考サンプル23oz セルビッチ デニムジャケット 3rdタイプ
極厚23ozのサードタイプ。パンツほど日常の摩擦が多くないため、色落ちには時間がかかります。その代わり、一度ついたアタリは消えにくく、着た年数だけが襟元や肘に残ります。
サードはシェイプしたシルエットなので、肘の曲げ伸ばし、前立て、ポケットの縁、袖口に変化が集まります。23ozの肉厚さが残ったまま、ゆっくりと濃淡がつく——派手さより、長く着た形跡が出る一着でした。














